「秋分の日は西を見よう」?彼岸のあれこれ小話

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こんにちは!
最近はすっかり涼しくなって、過ごしやすい気温になりましたね。

そういえば私は東北出身なのですが、関東に来て一番驚いたのは
「秋服が着られる」ことだったなと、フと思い出しました。
まだそこまで雪の降らない太平洋側ではあったのですが、
向こうだと秋は一瞬で過ぎ去ってしまうので
ファッション誌で見たコーディネートなんて無防備にも程が有り、
一体誰用のものなのだろうといつも考えておりました。
あれ、都会人用だったんですね。

秋も深まる今日このごろですが、明日は秋分の日です。
土日休みで、今日は出勤、明日は休みの会社さんも多く
「今日(月曜)も休みだったらなあ」と嘆く方ばかりかと思いますが
秋分の日や、それから春分の日は土日になってしまうと、
他の国民の休日と違って代休はないので例え飛石連休になろうとも
休みであることが大事ですね!

さて、そんな休みであることと、

昼夜の長さが一緒ということだけは有名な秋分の日は

「祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日」
といった日となっております。
つまり、秋分の日を中日として、
前後の一週間(今年なら9月20日〜26日)は秋彼岸であり、
お墓参りのシーズンではあるのですが、
今年のように飛び飛びの休みがほとんどということもあり

最近ではあまり行く方も少なくなったのではと思います。

まずどうして秋分の日がその年の秋彼岸を決める日になるかというと、
仏教では悟りの世界(死後の世界)を彼岸、
その反対側のこの世界を此岸(しがん)と呼ばれていることから始まります。

「彼岸は西」に、「此岸は東」にあると言われており、
昼と夜の長さが一緒、つまりは太陽が真東から昇って真西に沈む
秋分の日、それから春分の日は太陽が西に一番近付く日であり、
それを見た人々がその遥か遠くの彼岸に思いを馳せるようになったことから
悟りの世界と太陽が交差する日として彼岸の基準としたのです。

そして、彼岸の字は「日願」と表記したことが始まりであり、
農耕民族である日本ならではの太陽信仰が元となっております。
ただその為、彼岸・此岸の言葉自体は仏教から来ているものの、
お彼岸の風習が通じるのは日本のみなので
説明するのは少しややこしくなりそうですね。

そんな日本独自の文化ではありますが、折角のお休みなので
どこか行ったり、のんびりしてもいいと思います。
ただ、太陽が沈むときは西の彼岸をちょっとだけでも意識してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、2015年の春分の日は3月21日(土)なので私は悲しいです。

それでは!

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