永続的に消えない、消せない「デジタルタトゥー」とは?

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こんにちは!
今回は最近気になっている言葉について、ここでお話させて頂きます。

■「電子的な刺青(Digital Tattoo)」?

今やインターネット環境というものは身近に有り、情報の検索や暇つぶしがてらなど、無意識のうちに利用しているものです。
ただその一方で、「インターネットに情報を発信する」行為が、誰でも簡単に出来ることによって、その危険度の認識が薄くなって来ております。

去年頃から話題になっている表現として、「デジタルタトゥー」(Digital Tattoo)という言葉があります。これは2013年2月のTEDカンファレンスにおいて、フアン・エンリケス氏が言及された表現で、直訳の通り「電子的な刺青」です。一日で刻んだ刺青を一生晒しながら背負う。それは電子上のデータも同様なのです。

■なぜ永続的かというと

インターネットの書き込みやWEBページを消した・上書きしたからと言って、それが完全消去にはなりません。アップロードした時に、ログやデータを他のサーバーで保存されている可能性があり、その一つのサービスとして、「Wayback Machine」というWEBライブラリーサービスがあります。
Wayback MachineはURLと日付を検索することで、保存されているログを辿りその当時のWEBサイトを再現、閲覧を可能にするサービスです。完璧なコピーとは言えなくてもURLが分かる限りは大手企業のWEBサイトでも、個人の趣味で作っていたWEBサイトでもほとんどが記録されているのです。(サイトにコードを入力することで記録を拒否することも出来ます)

見たかったWEBサイトが閉鎖してしまったから、ということでWayback Machineを利用する人がほとんどかもしれませんが、その中でも粗を探っている人がいないとは断言出来ません。
その点以外は大変便利なサービスではあるので、微妙なところが難しいですね。

■安易に使えるソーシャルメディアは安易に危なくなる

とはいえ、今では個人サイト及びブログを作っている人は以前と比べて大幅に減っているので、身近なデジタルタトゥーの危険性といえば何かと話題にあがるツイッターでしょうか。
一言のような短文でいいからこそ、身内に向けて話すように気軽に投稿出来ますが、その一方でそのお手軽さは閲覧者側にもあります。気軽に投稿したものは誰でも見ることも、保存することも容易なのです。

2013年の7月には「【実験】ツイッターの写真1枚から場所を特定できるのか?」が話題になりましたが、これは「〜なう」と呟いている層は特に注意しなければならないものでしょう。所在の詳細を言っていないから大丈夫、な事はなく、過去のログを辿ってみると意外と特定出来る情報を出してたりするのです。
ただ、ツイッターは「今なにしてる?」を共有するものではあるので、こういうツイートは全面禁止という事ではありませんが、心のスミには「居場所を特定される危険性がある」という意識は持って投稿するようにしましょう。

しかし、こういった心がけは一人では意味がありません。誰かが大通りの写真を取り、インターネット上にシェアするだけでその場の人間全員にデジタルタトゥーが刻まれます。知らない所で自分が写った写真があちこちに掲載されているかもしれない、という考えは自意識過剰のようで、ごく身近にありえる話です。

■身近になった代償と上手く付き合おう

けれど、デジタルタトゥーを刻むという行為はネガティブなものではなく、現にコミュニケーションツールとしては大いに役立っております。誰かが特定させるように店の居場所を言うことによって、無意識のうちに宣伝していることになり、それを見た他の誰かがその店を訪れたくなるかもしれません。

日本で一般にインターネットが普及したのは2000年前後ということもあり、長く触れている層というのがまだまだ少なく、後先を考えない行動をしてしまうのは、急速に発達してしまったインターネットの代償と言えるでしょう。進化するインターネットについていく為には学校に行くのではなく、自分なりに直感で行動するしかないので、全員の考えがバラバラになります。唐突に明日から足並みそろえて気をつけようはどうしても出来ないですし、それどころか将来的には様々な個人情報が行交いすぎてデジタルタトゥーだらけになっても気にしない!……なんて未来が来るのかもしれませんね。

けれど、今のインターネットにおいてはデジタルタトゥーを問題視している人が多いということをよく考えて、インターネットライフを楽しみましょう。「自分がいいから別にいい」はトラブルの元です!

それでは!

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